斬子 | おおっと、ここから先へは行かせないわよ〜ん |
アル | わわ!また見つかっちゃった!? …て、なんで通せんぼするのさー! |
斬子 | なんでってアンタ、病人がこんな寒い夜に飛んでちゃダメでしょ |
アル | 病人?誰が? |
斬子 | アンタに決まってるじゃないよ |
アル | 私!? 私は全然元気だよー |
斬子 | 嘘つけ、そんなに真っ赤な体しちゃってさ |
アル | 真っ赤なのは服だよ! |
斬子 | 今流行の赤色体病に違いないわ… |
アル | うわー、そのまんまだ… っていうか、そんな病気ホントにあるの? |
斬子 | あるわよーウチの心の中で大流行 |
アル | なにそれー |
斬子 | まぁ、とにかく さっさーと治療しちゃうから大人しくしてなさい |
アル | 大人しくしてる時間なんか無いよー そこ通してくれないかな |
斬子 | 無理だわね どうしても通りたいっていうなら ウチの屍を超えてゆけ!! |
アル | し…死んじゃうの!? |
第2段階終了 |
斬子 | 病人のくせに、なかなかやる… こーなったら |
〜戦闘終了〜 |
斬子 | ガクガクブルブル |
アル | だ、大丈夫? |
斬子 | 平気平気、いつもの事よ 手の感覚がないのも、お腹が痛いのも、 体温が38度超えてるのも、いつもの事よ |
アル | や、やばいじゃん! はやく帰って寝なよー |
斬子 | でも治療… |
アル | だから病気じゃないんだってば |
斬子 | えー、絶対その耳は長耳垂れ下がり病だわよ? |
アル | さっきと病名違うし! |
斬子 | え?無い胸症候群だっけ? |
アル | 全然ちがうー!てかその病名はイヤー! |